親のスマホの乗りかえは子どもが代わりにできる?会社ごとの条件と「シニア割が使える名義」を比較【2026年10月】
「親のスマホ代を安くしてあげたい。でも親は手続きを面倒がるし、実家は遠い」。そんなとき、子どもが代わりに乗りかえを進められるのでしょうか。
子どもの名義で契約すると手続きは楽になります。でも会社によっては、60歳以上の割引が「契約した本人の年齢」で決まるので、子の名義だと割引が使えなくなります。どの会社が「使う人(親)の年齢」で判定してくれるのかを、公式サイトで確認しました。
この記事の結論
- 親の名義のまま、子どもが委任状だけで乗りかえ(MNP)を申し込める会社は少ない。UQ mobileは、代理人による新規・乗りかえを「契約者に障がいがある場合」と「成年後見人が来る場合」に限って案内しています。
- 子どもの名義で契約して、親を「利用者」にする形なら、トーンモバイル・UQ mobile・ワイモバイルは、利用者(親)が60歳以上ならシニア割の対象と公式に書いています。
- イオンモバイルの60歳以上の割引は「契約した本人」の年齢。楽天モバイルの65歳以上の特典も契約者本人です。この2社は、帰省のときに親本人に申し込んでもらい、子はそばで手伝うのが確実です。
質問 1 / 2
親といっしょに、お店へ行けますか?
質問 2 / 2
契約の名義を、子ども(あなた)にしてもいいですか?
乗りかえ方は3つ
「子の名義で申し込む」「親の名義のまま子が代理」「親本人が申し込む」の3つです。
子の名義で契約して、親を「利用者」にする
子どもが契約者になり、使うのは親、という形です。プラン変更や解約を子どもが自分で決められるので、離れて暮らしていても管理しやすくなります。ただし、シニア割が「契約者の年齢」で決まる会社では割引が使えません(下の表)。今の親の電話番号を子の名義に移せるかは会社ごとに違うので、申し込む前に確認してください。
親の名義のまま、子が委任状を持って手続きする
親が契約者のまま、親が直筆で書いた委任状を持って子どもがお店へ行く方法です。ソフトバンク・ワイモバイルは、委任状と家族だと分かる書類での手続きを案内しています。ただ、新しい契約や乗りかえまで委任状でできるかは会社ごとに違います。UQ mobileは、代理人による新規・乗りかえを「契約者に障がいがある場合」と「成年後見人が来る場合」に限って案内しています。
親本人が申し込んで、子はそばで手伝う
どの会社でも使える、いちばん確実な方法です。帰省のときにいっしょにお店へ行くか、親のそばで画面の操作を手伝います。親の名義なので、シニア割も確実に使えます。
会社ごとの「代理」と「シニア割の名義」
子の名義でもシニア割が使えるのは、トーン・UQ・ワイモバイル・J:COMです。
60歳以上の割引がある会社について、公式サイトの書き方をまとめました(2026年10月17日に確認)。
- トーンモバイル:シニア割は「60歳以上の人を利用者として申し込んだ回線」が対象(審査あり)。
子の名義でシニア割:○/親の名義のまま子が代理で乗りかえ:確認できていない - UQ mobile:60歳以上の通話割は利用者が60歳以上。
子の名義でシニア割:○/代理で乗りかえ:障がいがある場合・成年後見人の場合のみと案内 - ワイモバイル:60歳以上の通話割は使用者が60歳以上。
子の名義でシニア割:○/代理:来店が難しいときは委任状(新規・乗りかえまでできるかは確認できていない) - J:COM MOBILE:契約者が59歳以下なら、60歳以上の利用者の確認書類が必要。
子の名義でシニア割:○/代理:確認できていない - イオンモバイル:かけ放題の割引・やさしい10分かけ放題は「契約した本人」が60歳以上。
子の名義でシニア割:×/代理:公式のよくある質問で「委任状」は0件 -
楽天モバイル:最強シニアプログラムは契約者本人が65歳以上。
子の名義でシニア割:×/代理:今のルールは確認できていない -
イオンモバイルの「やさしいプラン」そのものの条件は「60歳以上のお客さま」としか書かれておらず、契約者か利用者かは確認できていません。
- 楽天モバイルの代理人申し込みのページ(委任状・1回線まで・契約者名義のクレジットカード)は、今の楽天モバイルになる前のページのようです。今のルールは楽天モバイルに確認してください。
- 子の名義にすると、親の電話番号を移せない会社や、先に名義変更が必要な会社があります。
迷ったら、この3社から選べばOK
- 1位トーンモバイル子の名義でもシニア割。離れていても操作を手伝える5分かけ放題込み 1,980円/月公式サイトで確認する
- 2位UQ mobile子の名義でも60歳以上の通話割。お店でも相談できる5GB以下+24時間かけ放題 3,828円/月公式サイトで確認する
- 3位イオンモバイル親といっしょに申し込めるなら、かけ放題がいちばん安い3GB+24時間かけ放題 2,068円/月公式サイトで確認する
子が代わりに手続きするときの持ち物
委任状は必ず親が自分で書きます。家族でも代わりに書くのはダメです。
- 委任状:契約者(親)が直筆で書いて、はんこかサイン。ソフトバンクは「家族の同意があっても、契約者が直筆で」と書いています。ワイモバイルは電話番号ごとに1枚必要です。
- 子(代理人)の本人確認書類:原本。
- 家族だと分かる書類:住民票の写しなど。会社によって違うので、行く前に確認しましょう。
- 親に黙って親の名前で申し込むのは絶対にやめましょう。
乗りかえる前に確認しておくこと
今のスマホの分割払いと、キャリアメールの2つは先に確認しておきましょう。
- 今の会社での手続き(MNP予約番号など):今の会社でも、手続きは契約者(親)本人が基本です。
- 今のスマホの分割払い:残っていないか確認しましょう。
- キャリアメール:ドコモ・au・ソフトバンクのメールアドレスは、乗りかえると使えなくなるのがふつうです。銀行や病院の連絡に使っていないか確認しましょう。
- LINE:新しいスマホに移す前に、LINEの引き継ぎの準備をしておきましょう。
どの会社にする?
子の名義ならトーンかUQ、親といっしょに申し込めるならイオン。
子の名義でもシニア割。離れていても操作を手伝える
トーンモバイルAndroidプラン
3.8/5
5分かけ放題込み1,980円/月
1年間23,760円
ここがいい
- 60歳以上はAndroidなら最初の12か月、通信が月300MB未満の月は基本料0円
- 家族が離れた場所から親のスマホ画面を見て操作を手伝える(TONEファミリー473円)
- 現在地や電池残量をAIが家族に自動で知らせる
- 遠隔サポートは追加料金なし(iPhoneも)
- 通話料は30秒11円
ここに注意
- シニア割はAndroidだけ。iPhoneは対象外
- 300MBには動画やアプリの自動更新も入る。ふつうに使うと0円にならない月が多い可能性がある
- 24時間かけ放題のオプションはない(5分かけ放題770円)
- SIMカード手配料が料金ページの中で433円と443円の2通り書かれている
確認日 2026-10-17・ドコモ回線
子の名義でも60歳以上の通話割。お店でも相談できる
UQ mobileトクトクプラン2(5GB以下の月)
3.7/5
5GB以下+24時間かけ放題3,828円/月
1年間45,936円
ここがいい
- 60歳以上は24時間かけ放題「通話放題」が1,980円→880円、メールも無料
- au Style・auショップでも申し込める
- 家がauひかり等なら自宅セット割、au PAYカード払いでさらに下がる
ここに注意
- 60歳以上の割引はトクトクプラン2だけ。お店ですすめられやすいコミコミプランバリューには付かない
- 割引がないと月3,828円で、上の3社より高い
- 通話料は30秒22円
確認日 2026-10-17・au回線
親といっしょに申し込めるなら、かけ放題がいちばん安い
イオンモバイルやさしいプラン 音声3GB(60歳以上)
4.3/5
3GB+24時間かけ放題2,068円/月
1年間24,816円
ここがいい
- 60歳以上専用のやさしいプランは、同じ3GBの通常プランより毎月220円安い(3GBで858円)
- 60歳以上は24時間かけ放題が1,650円→1,210円
- 通話料も30秒11円で、UQ・ワイモバイル(30秒22円)の半分
- イオンモバイルのお店で相談できる。電話・遠隔で操作を教わる「電話サポート」付きの10分かけ放題もある(公式表記で実質935円)
- イオンカードで払うと料金200円ごとに4 WAON POINT(ゴールドカードは5ポイント+料金5%OFF)。イオンでの買い物が得になる
ここに注意
- 通信速度がずっと最大1Mbps。動画やアプリの大きな更新は時間がかかる
- 60歳以上の人だけが入れるプラン
- 「実質935円」の「実質」の中身は公式ページに説明が見つからず、確認できていない
確認日 2026-10-17・ドコモ・au回線から選べる
シニア割の中身や、6社の1年間の料金は「高齢の親におすすめの格安SIMランキング」でくわしく比べています。
当サイトで確認できていないこと
- トーンモバイル・イオンモバイル・J:COM MOBILEで、代理人(子)が乗りかえを申し込めるか。
- ワイモバイルで、委任状で新しい契約・乗りかえまでできるか。
- 今の楽天モバイルの代理人申し込みのルール。
- auのページの乗りかえ(MNP)の欄(保存したページで閉じていて読めませんでした。UQ mobileは同じ形のページで確認できました)。
- イオンモバイルの「やさしいプラン」が、契約者と利用者のどちらの年齢で決まるか。
- 子の名義にするとき、親の今の電話番号をそのまま移せるか(会社ごとに違います)。
よくある質問
Q. 委任状があれば、どの会社でも子が代わりに乗りかえられますか?
A. いいえ。UQ mobileは、代理人による新規・乗りかえを、契約者に障がいがある場合と成年後見人の場合に限って案内しています。会社ごとに違うので、この記事の表と、各社のお店で確認してください。
Q. 子の名義にすると、シニア割は使えなくなりますか?
A. 会社によります。トーンモバイル・UQ mobile・ワイモバイルは「利用者(使用者)が60歳以上」が条件なので使えます。イオンモバイルのかけ放題の割引と、楽天モバイルの65歳以上の特典は「契約者本人」の年齢なので、子の名義だと対象外になります。
Q. 親が手続きをいやがります。どうすれば?
A. 子の名義で契約して親に使ってもらう形(方法A)なら、親の手続きは少なくなります。ただ、今の会社からの転出は親本人の手続きが基本です。親に黙って親の名前で申し込むのはやめましょう。
まとめ
- 親の名義のまま、子が委任状だけで乗りかえられる会社は少ない。
- 子の名義で契約するなら、シニア割が「利用者」の年齢で決まる会社(トーン・UQ・ワイモバイル)を選ぶ。
- イオンモバイル・楽天モバイルは、親本人が申し込み、子はそばで手伝うのが確実。
- 委任状は必ず親が自分で書く。
迷ったら、この3社から選べばOK
- 1位トーンモバイル子の名義でもシニア割。離れていても操作を手伝える5分かけ放題込み 1,980円/月公式サイトで確認する
- 2位UQ mobile子の名義でも60歳以上の通話割。お店でも相談できる5GB以下+24時間かけ放題 3,828円/月公式サイトで確認する
- 3位イオンモバイル親といっしょに申し込めるなら、かけ放題がいちばん安い3GB+24時間かけ放題 2,068円/月公式サイトで確認する
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